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大学2年休学、NZへワーホリ

オダギリジョーをきっかけに観た映画「緑色音楽」

オダギリジョーのお芝居が好きで、彼の出演するドラマや映画を見ている。

そんな中見つけた短編映画「緑色音楽」

オダギリジョーをきっかけに観たが、最後には意外な気持ちになった。

 

 

臓器提供をめぐる家族のお話

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ほぼYouTubeでしか見られない映画

ストーリー

 

浪人生の風呂田潤の家は歯科医院で地方都市にある。風邪で歯科医大の受験に失敗し予備校の特待生となった彼であったが、この夏は欠席を続け部屋でネットゲームばかりしているひきこもり生活を送っていた。

潤は決められた道を歩むことに疑問を感じていたのだった。歯科医だった父は潤が2歳の時に死去した。現在は母と祖父、そして海外から帰国した叔父の久が歯科医師として家が継がれている。

ある日、潤は父の遺品の中から見つけた手紙で、父が臓器提供者であったことを知る。手紙は提供を受けた7人の患者からの感謝の内容だった。それは家族の間で潤だけには秘密とされてきた。大事なことなので大人になったら話すと。

予備校の講師達や潤の後輩の女子高生ななが心配して潤の部屋を訪れるが、懐疑的な潤は彼らをぞんざいに扱う。家族にもイラ立つ潤はしかし、ほとんど記憶にない父の、臓器提供とは何だったのかを考え始める。

(HPより引用)

 

主人公 風呂田潤役は村上虹郎

母親 風呂田美枝子役は工藤夕貴

叔父 風呂田久役はオダギリジョー

祖父 風呂田武役は久米明

と結構豪華な俳優陣が出演している。

 

なんか引っかかる

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7つの臓器を父親が提供していたことを初めて知ったとき、強く動揺し家族にはなぜ教えてくれなかったのだと強く責める主人公の潤。

そこに私は引っかかった。

「そんなに驚くこと?教えてもらえてなかったからってそんな怒る?」

お父さんはとても立派なことをしていると思った。

 

潤になぜ私は違和感を感じたか?

臓器提供をする意思表示は学校で、推奨されていたからだ。

臓器提供をするのが良いことだと

何の疑いも持ってなかった。

だから極力皆そうすべきなのだと思っていた。

そう当たり前のように思っていたから、

車の免許を取った時には、私はすぐ

臓器を提供する意思表示を選択した。

 

死んだ時残される周りの人の気持ち

私には、周りの人がどう思うか全く考えていなかった。

どうせ灰になってしまうのだから、少しでも役に立てればいいじゃんと思っていたけど、死んだ後、色々と進めてくれるのは残された家族である。

そう思うと、今一度臓器提供の意思をよく考え直したい。そしてその思いを家族としっかりと共有したい。

 

オダギリジョー目当てが、免許証を見直すことになるとは

オダギリジョーが見たくて見つけた映画が、臓器提供やこれから作る家族、自分の死について考えさせられたきっかけになった。

 

元々、この映画はグリーンリボンキャンペーンの一環として作られたもの。

 

グリーンリボンとは】

世界的な移植医療のシンボル

臓器を提供してもいい人と移植を受けたい人が結ばれ沢山の命が救われる社会を目指すというものである。

 

正直、初めからキャンペーンとしての映画と知っていたら観なかったかもしれない。

 

オダギリジョーの自然な溶け込むような演技。今注目の俳優である村上虹郎の演技。

主題歌はnever young beachの「なんかさ」

 

いい。

 

ただの良くある単純なキャンペーンの呼びかけではなく、完全に映画だった。

 

作品だ。

 


出演【村上虹郎、オダギリジョーほか】映画「緑色音楽」フルバージョン