失敗に向き合えたら最強になれる
失敗するのは恥ずかしい、できればしたくないことですよね?
人はみんな、失敗を避けようとしてしまいます。
でもその失敗に向き合うことができたなら、きっとあなたは他の人よりも大きく成長することができます。
私たちは失敗をした時に取ってしまう行動
全てに失敗は欠かせないものであること
失敗に向き合うためにはどうすればいいのか
- 失敗した時に私たちが行う2つのこと
- 失敗して当たり前、失敗は欠かせない
- 失敗に向き合い、失敗から学ぶ方法
- 1. 成長型マインドを持つ
- 2 . とにかく量をこなす
- 3 . プロジェクトは大失敗しました「事前検死」
- まとめ「失敗は誰でも怖い」
失敗した時に私たちが行う2つのこと
まずは「失敗を認める」
潔く、自分が行ったことが間違っていたと認めること。
これができる人はどんどん挑戦していける人でしょう。
そして失敗してもめげない、からどんどんいろいろなことを実践し失敗しそこから学んで前へ進める人だと思います。
そしてもう一つのパターンが
「失敗を認めず、事実の解釈を曲げる」
心理学者のフェスティンガーさんが行1954年にカルト集団の研究の例
霊能者を名乗る主婦マリオン・キーチが、ある惑星の「神のような存在」から、次のようなメッセージを受け取ったというものだ。「1954年12月21日の夜明け前、大洪水が発生して世界が終末を迎える」(マシュー・サイド著『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』より)
「世界が終わる直前に真夜中に天から宇宙船が現れて信じる者のみを救ってくれる」と信者たちは思い込んでいたそうです。
でもそんなことは起こるわけはなく、その霊能者の予言は外れました。
明らかなこの失敗に対して信者たちはどんな行動を取ったのでしょうか?
普通はキーチが詐欺師で嘘をついてた!ということになり元の生活に戻る?
しかし実際には、何事もなかったかのようにそれまで通りの行動を続けたそう。
仕事を辞め家族を振り切り、入信したという建前それが嘘だったと認められず結果的に解釈を変えてしまったのです。
むしろ「自分たちがこの予言を世界に広め、世界は救われたのだ」と。
彼らは都合の良いように事実を解釈し、失敗を認めていません。
でも本当は失敗を認め、失敗の本質を見ないと成長はありません。
失敗して当たり前、失敗は欠かせない
失敗はいかにもダメなことだと思われています。特に日本では。
でも実際には失敗は「欠かせない」ことなのです。
あの有名なデイビッドベッカムも幼い頃は、平均的なサッカー少年だったそう。しかし彼は毎日毎日、公園でリフティングの練習を失敗しながら続けた。
そしてフリーキックも同じように毎日毎日失敗を繰り返しながら、改善していったそうです。フリーキックを蹴った回数は5万回以上だと彼の両親はおっしゃっています。
あのベッカムですら、失敗してます。
しかも半端ないくらいに。
失敗に向き合い、失敗から学ぶ方法
- 成長型マインドを持つ
- 量をこなす
- プロジェクトは大失敗
1. 成長型マインドを持つ
「成長型マインド」とは?
才能は後からでも成長させることができるというマインド
最初から、私は運動は苦手だから、暗記は不得意だから、
というように決めつけず、いくらでも努力によって成長させることができるのだと考えることが大切。
2 . とにかく量をこなす
量をこなすと、結果的に質も向上するという研究結果があります。そのため頭であれこれを考えるのではなく、まずやってみる量を増やすことが大切です。
一つやって失敗して「あーダメだ…もうやめよう」となるのではなく「あえて失敗しに行く」くらいの気概で!
ポイントは小さな挑戦で小さく失敗すること。
3 . プロジェクトは大失敗しました「事前検死」
何かを新しいことを始める前に、「そのプロジェクトが大失敗した」と仮定し原因を考えることです。これを事前検死とも呼ぶそう。
考えうる失敗とその原因を考えておくことで、予測不能な未来への不安を減らして、失敗を恐れずに挑戦することができる。
わからないことが人間1番怖いですからね。
まとめ「失敗は誰でも怖い」
失敗するのて恥ずかしいし、誰かに怒られたりと怖いですよね。
だけどその失敗によって私たちは発展することができています。
失敗はして当たり前で、むしろどんどん失敗してそこから学ぶことが大切!
失敗の数は挑戦の数です。
みんなが避けてしまう失敗…
もし積極的に失敗に向き合えたなら、ごくわずかな人間になれます。
まずは小さな失敗から。そしてその失敗と向き合いましょう。
科学的根拠や事例がたくさん載っていてとてもわかりやすく、失敗の素晴らしさがよくわかる本でした。
失敗するのが怖くてなかなか挑戦できない人にぜひ読んでほしい本。